お子さんがいる方は、自分のお子さんがいつまでも健康に生活をして欲しいと願っているのではないでしょうか？

誰しもが、虫歯や歯周病で歯を失うことは望んでないと思います。

お口の中には色々な細菌がおり、この細菌のバランスが虫歯になりやすいか、歯周病が進行しやすいかに関係してきます。

この細菌バランスは、同居している家族の影響を大きく受けるので、その家族の方と細菌バランスが似る傾向にあります。

虫歯菌は、まだ歯が生え揃っていない新生児には存在せず、近くにいる人から食器や飲み物など唾液を介して感染します。

ですから、同じスプーンやペットボトルの回し飲みは危険な行為になりますので注意が必要です。

・どうせ生え変わるから‥

・忙しくて歯医者に連れて行けない

・先生を見るとぐずるから連れて行くのに気が引ける

様々な理由はあると思いますが、子供の時の虫歯を放置しておくと、歯並びや永久歯の寿命にも影響が出る場合があります!

歯並びが悪くなる事で、永久歯が虫歯になりやすくなったり、歯周病の進行が早くなったりします。

歯が早期に無くなると、全身の健康寿命にも影響が出ますので、お子さんの将来を考えると、小さいうちから歯科医での検診を習慣付けておく事が重要です。

本人が嫌がらない限りは、毎日してあげて下さい。

小さい頃は嫌がるかもしれませんが、毎日の習慣にする事で、歯医者に来た時でも、お口の中を見せてくれやすくなります。

歯の生え変わりの時期は、隙間が出来やすく、汚れが溜まりやすいので虫歯になりやすいです。

小学校高学年頃になると思春期が始まり、中々仕上げ磨きをさせてくれなくなるので、その頃には正しい歯磨きをマスターして一人でしっかりと磨けるようになっているのが理想的です。

指しゃぶりは4歳頃までは様子を見ても良いでしょう

ただ、指しゃぶりの頻度や強さによって、開咬や出っ歯などの症状が早期に出る場合もあります。

開咬や出っ歯が強くなると、口唇が閉じずに口呼吸になりやすいです。

口呼吸は、口腔内乾燥や出っ歯を更に酷くしますので早期の改善が必要になります。

学校検診で歯並びの項目にチェックがついている場合は、早めに受診をした方が良いでしょう。